SketchBoard Pro開発者、JJハリソンからのメッセージ。

 
 ブレインツリーハウスのアートスタジオでは、ゲームやコミックのアート制作のために、他のタブレットよりもiPadを多く使うようになりました。
 
 私たちは、iPadを長時間使用することで、それぞれ体調不良に陥りました。
 もちろん他社からイラスト描画に適切なスタンドを見つけようとしましたが、これというほど、使い心地が良い物が見つかりませんでした。
 
 そこで私たちは、いっそ自分たちでスタンドを作ろうということになったのです。
 
 人間工学的なサポートを考慮して試行錯誤を繰り返し、ついに仕上がったそのスタンドを見て、アートやエンターテインメントに携わる同僚たちが、「ぜひ、世界のために作ってほしい」と言ってきたのです。それが、今のSketchBoard Proです。
 
 

完成したSketchBoard Proは、世界中のアーティストへと拡がっていきました。

 こうしたツールが身近になったことで、世界中のアーティストがデジタルアートを進化させたワークフローやライフスタイルを取り入れつつあります。
 
 ここ数年で、iPadとApple Pencilは、趣味のスケッチ用ツールから、プロのアーティストのスタジオの複雑な構成要素に成長したのを私たちは見てきました。
 これもProcreateやClip Studio Paintのような優れたソフトウェアのおかげです。
 
 Sketchboard Proが、アーティストが創造性を探求し、共有できるように設計されたこのファミリーの不可欠な要素になることを、私たちはとても誇りに思っています。

iPadを始め、最高のデジタルツールを手に入れやすくなった現代。
私たちアーティストは、自分の創作世界をさらに探求しやすい時代に。

 数十年前、私がデジタル・アートを始めた頃は、数千ドルもする高価なコンピュータ・ワークステーションと、数百ドルもするソフトウェア、さらに数千ドルもする素晴らしいタブレットを持つことが求めら れていました。
 
 その結果、参入障壁が高くなり、特権的なアーティストだけがデジタルでの作業の利点を探求することができたのです。
 
 今日、若いアーティストは、iPad、Apple Pencil、素晴らしいドローイングアプリ、そしてSketchboard Proを手に入れれば、ほんのわずかな費用で最高級のデジタルスタジオを手に入れることができるようになったのです。
 
 手頃な価格のツールが普及し、アートを共有するオンラインコミュニティが存在することで、私たちは創造的表現の新たなルネサンスを目の当たりにしているのです。
 
 人々は自分のアートを共有するだけでなく、そのプロセスも共有することが多くなっています。
 
 今、最も人気のあるコンテンツは、アーティストが絵を描くのを見るだけでなく、時には彼らと対話することもできるInstagramやTwitter、YouTubeなどのチャンネルです。
 
 これらへのアクセスが限界を超え、若いアーティストたちは前例のないスピードでスキルとスタイルを向上させています。見ていて本当にワクワクしますよ!